大谷14試合ぶり38号でゲレーロJr.に3本差 ブ軍地区V争いは本塁打王獲得に願ったり
ブ軍は8月下旬からレギュラーシーズン終了まで同地区との直接対決を23試合残す。プレーオフ進出がかかっているだけに、レイズなどのライバル球団のバッテリーはゲレーロJr.を警戒、結果として歩かせるケースが増えるのは当然だ。
ここまで大谷の敬遠四球はリーグトップの8個。米国でも話題になっているとはいえ、ゲレーロJr.もリーグ3位タイの6個と決して少なくはない。大谷同様、今季好調な長距離砲は相手バッテリーから警戒され、リーグ5位の62四球。打席数が異なるものの、大谷の54個を上回っている。
そこへいくと勝率5割前後を行ったり来たりしているエ軍は主力投手を放出した上に、右ふくらはぎ痛の主砲トラウトら野手に故障者が続出しており、ポストシーズン進出は絶望的。大谷はゲレーロJr.ほど相手バッテリーからの厳しいマークにさらされない可能性が高い。
ブルージェイズが優勝争いに絡み続ければ、大谷のタイトル取りには追い風か。
その大谷は日本時間きょう13日のブルージェイズ戦に7勝目をかけて登板。打順は1番に入り、リアル二刀流で起用された。