森保監督は「度胸なし」か「魂胆あり」か…W杯アジア最終予選メンバー発表サプライズなし
サプライズはまるでなかった。
9月から始まる2022年W杯カタール大会アジア最終予選を戦うサッカー日本代表のメンバーが26日、発表された。
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東京五輪組からA代表初招集は1人。GK谷晃生(20=湘南)は五輪での好パフォーマンスが評価されて抜擢されたものの、A代表93試合出場の川島永嗣(38=ストラスブール)、同22試合の権田修一(32=清水)に次ぐ「3番手GK」という立場。この2人にケガなどのアクシデントがない限り、谷に出場機会が回ってくる可能性は低い。いわば「A代表見習い」のようなものだから、谷の招集はサプライズとは言えない。
■「堅実なキャラの森保監督らしい人選」
谷以外に東京五輪世代から選ばれたのは5人。その中で、DF冨安健洋(22=ボローニャ)は23試合、MF堂安律(23=PSV)は20試合、久保建英(20=マジョルカ)は11試合のA代表出場歴があり、五輪代表としても実績を残したから、A代表に割って入ってきたわけではない。