石川遼を待つ米下部ツアーのやっかいな“バケモノたち”…盟友・松山英樹の背中を追いかけて
盟友の快挙に刺激されたか。
男子ゴルフの石川遼(30)が、米下部ツアー「コーンフェリーツアー」(以下2部ツアー)の来季出場を目指し10月19日からの2次予選会に出場する。10月12日時点の日本ツアーの賞金ランクが5位以内(現在9位)なら2次予選は免除され、最終予選会(11月4~7日)からの参戦となる。そこで40位以内に入れば、順位に応じて出場試合数が決まる。
■PGAツアー復帰を目指して予選会に挑戦も
来季の2部ツアーは26試合。そこで賞金ランク25位以内に入れば、来秋から世界のトップが集うPGAツアーに無条件で参戦できるが、75位以内の場合は3試合の入れ替え戦に進んだ上で25位以内に入ることができれば同ツアーに昇格できる。
石川は2012年、PGAツアー17試合に出場し、翌年のシード権を獲得。13年から5年間プレーしたが、17年にシード権を失い撤退した。今年は同学年の松山英樹(29)がマスターズで優勝、大いに刺激を受けた。2部ツアーから再び世界最高峰の舞台を目指すことになったわけだが、予選会を無事通過したとして、参戦する2部ツアーは、なかなかやっかいなところだ。ゴルフライターの吉川英三郎氏が言う。