松山英樹息つく暇なし 次につながる「最終18番イーグル」の価値は大きい
米ツアーは先週から2021~22年シーズンが始まり、開幕戦「フォーティネット選手権」最終日は松山英樹(29)が大爆発。サンデーバックナインは上がり16番バーディー、17番バーディー、18番イーグルと見事な締めくくりを見せてくれました。
この日はボギーフリーの66で回ってスコアを大きく伸ばし、32位発進から6位フィニッシュ。ちゃんとトップ10の好成績を残し、今取り組んでいるゴルフが間違っていないことがわかります。
新シーズンとはいえ、米ツアーのトッププロは一年中試合が続いて全米各地を飛び回っており、息つく暇もありません。
しかも松山はトップ30選手だけのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」に8年連続出場と最長記録を更新中であり、前シーズンが終わったばかり。ずっと好調をキープしているわけです。
ただゴルフには波があって、どんなに調子が良くてもスコアを出せないとダメです。例えば、パー5で2オンの可能性があっても、グリーン回りに池があったり、ペナルティーエリアが視界に入るとプロでも心理的に攻めるのは怖いものです。