厳しいコース設定でなければ日本女子ツアーのレベルは上がらず、世界では戦えない
しかし、今シーズンはそういうミスはなくなったと言っていた。
かなりアップライトなバックスイングをしているのに体が深く捻転している。そして全身を使って高いところに振り切ることによって、弾道の高いドローボールで飛ばしていた。
アイアンもバックスピンの利いたボールを上から落としてくるのでグリーン上ではあまり転がらない。こういう選手が増えてこないと世界で戦うことは出来ない。
日本女子プロ選手権に続いてまたしても2位に甘んじた西郷真央は、フェードボールで勝と互角に飛ばしていた。だが女子プロ選手権同様、パットが入らなかった。これで何度優勝を逃しているのだろう。
今回もバーディーチャンスは何度もあった。それなのに入らなかったのは一言でいえば、しっかりヒットしていなかったからだ。ショートすることが多く、カップに届いても弱いためにラインを外れるパットが多かった。
■若い女子プロの活躍を手放しで喜べない