巨人・坂本の“ポイント還元”6億円契約更改に容認ムード、一方のメジャー断念した菅野は…
言い得て妙だ。
15日、巨人の坂本勇人(33)が1億円増の年俸6億円で契約を更改すると、「3年間のポイント還元みたいなもんだ」と球団OB。5年契約の4年目となる来季から金額が増減する変則の複数年契約を結んでおり、坂本本人も「(今季までの)3年間で評価してもらった。(球団から)3年間で2回、優勝したと言っていただいた」と満足そうだった。
今季は5月に右手親指を骨折。チームは3位に低迷したものの、それでも117試合に出場して打率.271、19本塁打、46打点の成績でナインを引っ張った。負担の大きい遊撃のポジションで、4月には鳥谷(ロッテ=引退)を抜いて歴代最多となる1778試合出場をマーク。チーム内でも「6億円は高くない」という声が大半だ。
そこへいくと、エースの菅野智之(32)に対する視線はちょっと違う。今季の年俸は球団最高の8億円。押しも押されもせぬ大黒柱とはいえ、今年は不振と故障で4度も登録抹消されるなど、6勝7敗、防御率3.19と散々だった。
■事実上のメジャー封印