コロナ感染再拡大でNHLドリームチームも北京冬季五輪“ボイコット”

公開日: 更新日:

 来年2月開幕の北京冬季五輪へのドリームチームの不参加が決まった。

 北米アイスホッケーリーグのNHLと選手会は、同リーグに所属する各国の代表選手を派遣しない方針を固めた。21日(日本時間22日)、スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。

 NHLでは新型コロナウイルスの感染拡大で、32チームのうち11チームが活動を停止。変異株「オミクロン株」が猛威を振るっているとみられ、22日から25日までレギュラーシーズンの中断を決めたばかりだった。

 北京五輪を巡っては米バイデン政権が新疆ウイグル自治区での人権弾圧に抗議して主要閣僚を派遣しない「外交ボイコット」を表明。豪州や英国などの同盟国も同調した。

 ここにきてカナダは「人質に取られかねない」と、選手派遣を見送るボイコットも辞さない構えを見せている。カナダはスキーを筆頭にメダル候補を多数、抱える冬季競技の強豪国。カナダ選手団の不参加に加え、高視聴率が見込めるNHLのスター軍団まで不在となれば、盛り上がりに欠ける大会となりそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由