羽生結弦“危険な賭け”4回転半の勝算は…全日本フィギュアで悲願の大技挑戦を明言
右足首故障からの復活を目指す羽生結弦(27)が、23日開幕の北京五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)の公式練習に臨んだ。
練習の終盤には、長らく取り組んできた4回転半ジャンプ(クワッドアクセル)を試し、3度のジャンプでは着氷を乱す場面もあったが、右足首の不安を払拭して見せた。
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練習後、オンライン会見に応じた羽生は4回転半について「形として4A(クワッドアクセル)になっている」と手応えを口にし「僕だけのジャンプじゃない。みなさんが僕にしかできないと言って下さるのであれば、全うするのが僕の使命」と26日のフリーで実施すると断言。当初は「五輪よりも4回転半」と話していたが「(4A成功の)延長戦上に北京があるかもしれないって腹をくくった」と3度目の五輪出場を視野に入れていると明かした。