新庄監督“1安打1得点勝利”にしてやったり!新生日本ハム「チームプレー不要」の腹の内
2日に行われたヤクルト戦は、日本ハム・新庄剛志監督(50)の方針が垣間見えた試合でもあった。
好守もあり、1-0で辛勝したこの日、六回まで無安打だった。ナインはファーストストライクから積極的にバットを振りにいき、結果的に凡打の山を築いて終わってみれば安打はわずか1本。七回2死三塁から佐藤龍世(25)による適時二塁打のみだった。
【写真】この記事の関連写真を見る(24枚)
しかし、現時点で新庄監督が選手に求めることは、徹底した“個人プレー”だ。打撃については「常に自分のフォームでしっかり初球から叩きにいきなさい」と言う。さらに、2月に出版した自著「スリルライフ」(マガジンハウス)の中で「率先してチームプレーをするような選手に僕は魅力を感じることはできない」とし、「チームのためにと進塁打を打つくらいなら、自分のために、自分が稼ぐためにヒットやホームランを狙ってほしい」と書いている。