大谷の投球リズムはテクノロジーで進化する MLB“サイン交換”に電子機器を導入
エ軍バッテリーが「ピッチコム」の操作に慣れ、サイン交換が短時間で済めば、大谷の投球間隔も短縮される。マウンド上でテンポの良さを発揮すれば、バックもリズム良く守れるだけに守備の乱れによる失点が防げるなどメリットは大だ。
今年3月に合意した新労使協定には守備シフトの禁止、ベースサイズの拡大などとともに投球間隔の「20秒ルール」も盛り込まれた。今季、マイナーの全てのカテゴリーで試験採用され、「20秒ルール」に関しては早ければ、来季にもメジャーで採用される見込み。
規定の秒数を超えると自動的に1ボールが加算されるなど何らかのペナルティーが科されるだけに、大谷はこれを機会に投球リズムをつかんでおいて損はない。