エンゼルス大谷が13日ぶり4号ソロ放つも…本塁打量産には打球角度と意識の壁

公開日: 更新日:

 Jスポーツのメジャーリーグ中継で解説を務める評論家の三井浩二氏は「打球角度以外にも問題があるように思う」とこう続ける。

「ここまでを見る限り、スイングの際に右の腰が浮いて上体が伸び上がり、力が伝えきれていない時があります。さらに引っ張る意識が強いからか、肩の開きが早くバットが内側ではなく外側から出るケースが目立ちます。左投手の外角の変化球にタイミングが合わないのも、体の開きが早く、しっかりと捉えきれないためです。猛打賞を記録した28日のガーディアンズ戦で六回に甘く入った変化球を捉えて右越えの二塁打を放ちましたが、昨季のように中堅から左を狙う意識があれば右中間フェンスを越えていたのではないか。相手投手には昨季ほどの脅威は感じられないと思う」

 大谷が不調でもエ軍打線は好調で、総本塁打(3位)以外の打撃成績はア・リーグトップ。大谷は「打つ雰囲気しかないので、見ていて楽しい」と話しているが、自軍打線が活発なうちに状態を上げたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」