山下美夢有が全英女子OP“言わされ優勝宣言”から一転…弱気に欠場まで匂わせたワケ

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 直近の2013年大会はP・ミケルソンが通算3アンダーで優勝し、ただひとりアンダーパーだった。

 その年は8人の日本人選手が出場し、予選通過は初出場だった当時21歳の松山英樹と、日本ツアー永久シードを持つ40歳の片山晋呉の2人だけ。

■見たことも、経験したこともない荒涼とした舞台

 日本人選手にとって国内では見たことも、経験したこともない過酷なコースにお手上げ状態だった。簡単に「優勝します」と言えるようなコースではない。

 スコットランドのリンクスは一日に四季があるといわれるぐらい目まぐるしく天候が変わる。ここ数年は全英特有の強風こそ吹いていないが、それでもひとたび北海から冷たい強風が吹けばピンフラッグは折れてしまうのではないか、というぐらい大きく曲がる。さらに硬いフェアウエーはどこまでもボールが転がり、グリーンはコンクリートのようにボールをはじく。

 風に影響されてショットを少しでも曲げると、小さなポットバンカーや、長く伸びたフェスキュー芝が待ち構えていて、世界のトッププロですらスコアメークに四苦八苦する。

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