山下美夢有が全英女子OP“言わされ優勝宣言”から一転…弱気に欠場まで匂わせたワケ

公開日: 更新日:

 直近の2013年大会はP・ミケルソンが通算3アンダーで優勝し、ただひとりアンダーパーだった。

 その年は8人の日本人選手が出場し、予選通過は初出場だった当時21歳の松山英樹と、日本ツアー永久シードを持つ40歳の片山晋呉の2人だけ。

■見たことも、経験したこともない荒涼とした舞台

 日本人選手にとって国内では見たことも、経験したこともない過酷なコースにお手上げ状態だった。簡単に「優勝します」と言えるようなコースではない。

 スコットランドのリンクスは一日に四季があるといわれるぐらい目まぐるしく天候が変わる。ここ数年は全英特有の強風こそ吹いていないが、それでもひとたび北海から冷たい強風が吹けばピンフラッグは折れてしまうのではないか、というぐらい大きく曲がる。さらに硬いフェアウエーはどこまでもボールが転がり、グリーンはコンクリートのようにボールをはじく。

 風に影響されてショットを少しでも曲げると、小さなポットバンカーや、長く伸びたフェスキュー芝が待ち構えていて、世界のトッププロですらスコアメークに四苦八苦する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が