巨人・桑田投手コーチ「ポスト原」争いから脱落寸前! V逸なら宮本前コーチの二の舞も
いつまでも休んでいられない──。
■コロナ陽性判定から8日で復帰
新型コロナウイルスの陽性判定を受けた巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)が29日、現場復帰した。
川崎市のジャイアンツ球場に姿を現し、一軍投手の残留練習に参加。エース菅野ら先発投手の状態をチェックした。桑田コーチは21日の朝に喉の痛みを訴え、PCR検査を受けた結果、陽性判定となった。同日のDeNA戦から欠場し、自宅で療養していた。
ただ、自身が不在中の24日から行われた首位ヤクルトとの3連戦で計32失点。チーム防御率はリーグ5位の3.83と悪化の一途をたどる。さるチーム関係者がこう言った。
「桑田コーチは、いてもたってもいられなかったでしょう。自身が療養中に先発投手で勝ち星がついたのはシューメーカーだけ。投手陣は首位を独走するヤクルト打線に連日ボコボコに打たれ、チーム防御率は4点台目前。昨年はリーグ4位の3.63で『投手陣が崩れてV逸した(3位)』といわれ、宮本投手チーフコーチは責任を取るように退任した。今年は“飛ばないボール”を使用していると指摘される“後押し”がある中で、昨年よりはるかに数字が悪いのだからバツが悪い」