秋山翔吾の広島加入でセの勢力図が変わる! 巨人もビビる「ボコられた2018年」の再現
「まさか、あの広島が補強をするなんて……」
昨28日、獲得を発表していた秋山翔吾(34)の入団会見を30日にマツダスタジアムで行うと発表した広島。冒頭のようにセの5球団は驚いているという。
広島はこれまでFA補強に積極的に参戦してきた“金満”巨人やソフトバンクとは一線を画し、育成を重視する球団方針により、過去にFAで入団した選手が1人もいない球団である。今回はFAではないものの、金銭面でもシビアな広島が秋山の古巣・西武、資金力が豊富なソフトバンクとの争奪戦を制し、3年総額5億円規模とされる大型補強に成功した。5球団が警戒するのは、西武時代の秋山が交流戦で打ちまくっていたからだ。
最も相性がいいのは首位を独走するヤクルトで、対戦打率は.372。直接対決を16試合を残す広島にとって「ヤクルトキラー」の加入は心強い限り。4位・阪神にも.347。特にエース格の西勇を通算.475とカモにしている。巨人戦は.294。3割を切っているが、「それでも巨人陣営が一番嫌がっている可能性がある」と、さる球界関係者がこう言った。