初メジャー桂川有人が18位タイで予選突破! キャディー現地採用は大正解
【全英オープン】第2日
1月に行われた日本とアジアンツアーとの共催大会「SMBCシンガポールオープン」2位資格で初メジャーの全英切符を手に入れた桂川有人(23)。タフなリンクスを攻めて68で回り、日本勢トップの通算5アンダー18位タイで予選突破を決めた。
「ショットが安定しているのでイメージ通りのボールが打てる」と35位タイ発進から急浮上した。
好プレーに大きく貢献するのが現地採用キャディーだ。
セントアンドルーズ・オールドコースはフェアウエーが硬いためボールがよく転がる。しかし、いくつもの大小さまざまなマウンドがあり、キック次第ではポットバンカーや深いラフにつかまりやすい。しかも、だだっ広い野原のようなリンクスは目標物が少なく、ターゲットが絞りづらい。
その点、コースの隅々まで知り尽くす現地キャディーのアドバイスを受け入れて、攻略ルートや使用するクラブ番手が明確なのが桂川の強みだ。リンクスの怖さを知らないズブの素人キャディーを日本から連れていくよりも、よっぽど有意義な情報が得られるということだ。