大谷「サイ・ヤング&MVP」同時受賞なら来季年俸100億円! メジャー最高額シャーザー超え

公開日: 更新日:

投手の同時受賞と異なる意味合い

 大谷のエンゼルスとの2年850万ドル(約11億9000万円)の契約は、今季限りで切れる。今オフは年俸調停の権利があるが、仮にサイ・ヤング賞とMVPの同時受賞なら今季550万ドル(約7億7000万円)の年俸はどこまでハネ上がるか。

 ちなみに年俸調停の権利を有した選手の最高年俸はベッツ(ドジャース、当時レッドソックス)の2700万ドル(約37億8000万円)だ。

「2011年にバーランダー(当時タイガース)、14年にはカーショー(ドジャース)がサイ・ヤング賞とMVPを同時受賞していますが、彼らはあくまでも投手として、ライバルの野手を上回る活躍をしたがゆえの受賞でした。しかし、大谷が同時受賞したとすれば、彼らとは意味合いが違ってくる。投打ともに、トップクラスの評価を受けたということになります。そういった前例がないだけに何ともいえませんけど、打者として4000万ドル(約56億円)、投手として3000万ドル(約42億円)、合わせて7000万ドル(約98億円)の価値はあると思います。球団によって年俸総額の枠が異なりますし、所属球団によって金額は変わってくるでしょうが……」とは鈴村氏。

 今季“2冠”なら大谷の来季年俸は、年俸調停史上最高額どころか、今季メジャーで最も高額な年俸を手にしているシャーザー(メッツ)の4300万ドル(約60億円)も超えるというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動