五輪汚職絡みじゃなかったの? ENEOS杉森元会長の辞任理由「性加害」報道にネット騒然

公開日: 更新日:

「デイリー新潮」が21日、ENEOSの元会長杉森務氏(66)によるホステス女性への“性加害”を報じた。

 これにはネットで、《五輪汚職がらみで辞任じゃなかったのか》《てっきり五輪汚職絡みでの辞職かと》などの辞任理由に、“驚き”の投稿が相次いだ。辞任時期が五輪汚職問題と重なっていたことから、以前からSNS上では“憶測”が飛び交っていた。ENEOSは「東京2020オリンピックゴールドパートナー」だったからだ。

 杉森元会長は今年6月の株主総会で再任されたばかりで、8月12日に突然辞任。当初「一身上の都合」としか説明していなかったが、その不自然さを指摘する声が出ていたのだ。

 同社は21日付で、「当社元会長に関する一部報道について」と題したリリースを公開。〈被害を受けられた方に深くお詫び申し上げますとともに、ステークホルダーの皆様にご迷惑、ご心配をおかけすることとなりましたことをお詫び申し上げます。これまで、被害を受けられた方のプライバシー保護を最優先とし、元会長の辞任の背景についての言及を控えておりました。〉と発表した。

 五輪スポンサーであることから、無用な誤解を招いてしまったが、無論、性加害は断じて許されない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 3

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  4. 4

    “路チュー”に続き所属タレントの書籍予約トラブル…STARTO社福田淳社長は「自分ファースト」!?

  5. 5

    巨人・田中将大 戻らぬ球威に焦りと不安…他球団スコアラー、評論家は厳しい指摘

  1. 6

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 7

    プーチンだけが丸儲け…米国&ウクライナ会談決裂にニンマリのロシアが描く青写真と警戒心

  3. 8

    注目される日銀の出口政策…次は時価約74兆円のETF(上場投資信託)の出番だ

  4. 9

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  5. 10

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?