新庄日ハムの大黒柱・近藤健介 FA権行使濃厚も本命ロッテはお家騒動真っただ中
今オフの国内FA市場には大物選手が居並ぶ。そのうちのひとりが、日本ハムの近藤健介(29)だ。
通算打率3割超の“安打製造機”は、ぶっちぎりの最下位に沈んだ新庄日ハムの大黒柱。当然、球団フロントは全力で慰留する方針だが、残るか出るか、親しい関係者には「迷っています」と心情を吐露している。
すでにロッテ、ソフトバンク、オリックスなどが水面下で調査を行っており、年俸2億5500万円の高額選手ながら争奪戦は必至。在京球団編成担当は「宣言すれば、ロッテが有力だとみていた。近藤は地元の千葉出身。家族の生活環境を考えても本命視されていたものの、ロッテは井口監督が突然の辞任。河合オーナー代行兼球団社長も辞めることになった。
現場と球団の2トップが去る想定外の事態。後任人事はまったくの白紙というから、補強どころではなくなった。日本ハムも大型複数年契約を用意しているそうだし、いよいよ近藤の悩みは深くなりそうです」という。