西勇輝は“天敵”岡田新体制に未練なし!史上初「阪神→巨人」FA移籍選手誕生カウントダウン
岡田彰布監督(64)の復帰が内定している阪神は、右のエース格・西勇輝(31)の移籍が確実視されている。オリックスからFA入団して4年目の今季は23試合に先発して9勝9敗、打線の援護に恵まれずに勝ち星こそ伸びなかったが、リーグ2位の防御率2.18と安定感は抜群だった。
4年間で36勝を挙げている右腕の引き留めは、オフの阪神の最重要課題──と思ったら、さにあらず。球団は流出やむなしの構えだという。
「復帰する岡田さんはオリックス監督時代から、西と折り合いが悪い。岡田さんの投手起用に西があからさまに不満の態度を示したのが原因です。その西がFAで阪神に入団した際は、負け数の多さを理由に獲得自体に異を唱えていた。西とすれば、信頼関係のあった矢野監督は辞めるし、代わりに“天敵”がやってくるしで、阪神残留は頭にないと思いますよ」
とは、阪神OBだ。
■黒髪にして準備万端
宣言すれば、今季チーム防御率が12球団ワーストの3.69に沈んだ巨人が獲得に名乗りを上げるとみられているが、「レギュラーシーズン最後の登板となった9月17日の巨人戦で西が突然、トレードマークの茶髪を黒に染めてマウンドに上がった。茶髪禁止の巨人へのアピールともっぱら。相思相愛です」(同)。史上初の阪神から巨人へのFA選手が誕生する可能性が高い。