浅野翔吾も同じ道を? 原監督が14年前に“当たり”引いた「巨人1位・大田泰示」は長期迷走
巨人・原辰徳監督(64)がやっと当たりクジを引いた。公言通り、高校通算68本塁打の高松商・浅野を1位指名。阪神との競合の末、交渉権を手にした。
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抽選11連敗中だった巨人が1位で入札した選手をクジで引き当てたのは、2008年にソフトバンクと競合した大田泰示(東海大相模=現DeNA)以来14年ぶり。原監督は「今日は来る間に道順を変えながら、靴も一番新しいものを履いて、いろんなことを変えてきた。効果があった」と喜色満面だったが、ここからは育成力が問われる。
球界関係者がこう言った。
「原監督が前回1巡目で当たりクジを引いた高校の後輩・大田の育成は長期にわたって迷走した。自慢の打撃は何年経っても変化球に対応できない。三塁の守備も上達せず、打撃に影響するという悪循環。挙げ句、ボール回しで隣のショートにも投げられないイップスを発症してしまいました」