“大凶作”ドラフトだからこそ問われるスカウトの眼力と球団の育成能力…答えは数年後に

公開日: 更新日:

 20日、プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンDが行われた。

 突出したドラ1候補不在で、前日までに史上初9球団が1位指名を公表した今年のドラフト。支配下指名選手は昨年より8人少ない69人。空前の「大凶作」だった。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 不作不作といわれる時ほど、改めて問われるのがスカウトの眼力だ。

「結局、どの球団も今年のドラ1候補は『実力的に大差がない』と思ったのでしょう。競合するほどではないから、ライバルを排除するために我先にと公表した。

 ただ、果たして本当に彼らの実力は似たり寄ったりなのか。評価は正確だったのか。今後、彼らがプロでどれだけ活躍するかどうか。スカウトや編成担当の眼力、球団の育成能力が例年以上に問われそうです」

 とは、パ球団編成担当だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇