著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

W杯にこだわる大ベテラン岡崎慎司の意地「最後の最後までカタール目指したい」

公開日: 更新日:

岡崎慎司(36歳・ベルギー1部・シントトロイデン)

 11月1日に迫ったカタールW杯日本代表のメンバー発表。「可能性があるうちは諦めない」と36歳FWは粘り続けている。森保日本発足以降、代表に招集されたのは2019年6月のキリンチャレンジ杯2連戦と直後のコパ・アメリカ(ブラジル)だけ。

 あれから3年4カ月が経過した。それでも「ラスト1枠を手繰り寄せられるかどうかは自分次第。何が起きるか分からない」と信じ続けている。29日のリーグ戦ウェステルロー戦では、大ベテランの意地を見せたいところだ。

 ◇  ◇  ◇

 10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアと過去3大会のW杯に連続参戦。南アではデンマーク戦でダメ押しとなる3点目を奪い、ブラジルではコロンビア戦で一矢報いるゴールを決めた。

 だが、ロシアはケガも災いしてグループリーグ3試合に出場して無得点に終わった。釜本邦茂(メキシコ五輪得点王)、三浦カズ(JFL鈴鹿)に次ぐ代表得点歴代3位(50点)の記録を持つ男にしてみれば、W杯では「やり切れていない」という思いが強いだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差