太平洋マスターズ第1回大会の記憶…外国人選手がパットを外すと日本人ギャラリーは拍手を

公開日: 更新日:

【三井住友VISA太平洋マスターズ】第2日
(静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード・パー70)

 アマでツアー2勝を挙げた蝉川泰果(21=東北福祉大)のプロ転向2戦目。2日目も67で回り、通算6アンダー2位タイに浮上。通算8アンダーで首位の岩田寛に2打差で優勝を狙える位置につけている。

 50周年記念大会の今年は13日の最終日まで全日入場無料となっている。ゴルフファンにとってはうれしい企画だ。初日から地元ファンなど、多くのギャラリーが会場を訪れているが、50年前の第1回大会はどんな様子だったのか。現地で取材していた元デイリースポーツ記者の児島宏氏(ゴルフジャーナリスト)が言う。

「1972年といえば札幌五輪が開催された年。会場は現在のコースではなく、千葉県の総武カントリークラブでした。ギャラリーはけっこうな数で、前年にプロ入り2年目で賞金王になったジャンボ尾崎がお目当てでした。賞金総額は30万ドル(9240万円=今年は2億円)。まだ固定相場制で1ドルは308円。優勝は米国のゲイ・ブリュワー。1967のマスターズ・チャンピオンです。優勝賞金は確か6万5000ドル(約2000万円=同4000万円)。当時としては破格でした」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「高校生を指名するのが怖くなった」…プロ球団ベテランスカウトが漏らす苦悩と本音

  2. 2

    自民・高市一派は衆院選28敗に終わる…全国サナエ行脚も虚しく「石破おろし」ご破算の目

  3. 3

    《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した裏に「カラダの問題」

  4. 4

    育成契約は嫌だった?ドラフトで名のある高校球児が軒並み指名漏れのカラクリ

  5. 5

    小泉進次郎氏サッサと選対委員長辞任…「すべて私が責任取る」で“泥舟からの逃亡”が真意

  1. 6

    岩井姉妹ワンツーフィニッシュでも「客離れ」に拍車…今季33試合のうち20試合がギャラリー減

  2. 7

    デーブ大久保さん(2)長嶋監督に「大洗を買いなさい」と勧められ「ゴルフ場も買えるんですね」と返したら…会員限定記事

  3. 8

    油を取ってスルスルやせる「MCTオイルダイエット」…実践した医師は2カ月で6キロ減

  4. 9

    阿部詩は大号泣、斉藤立も憔悴…ニッポン柔道大苦戦を招いた「全柔連の罪」

  5. 10

    RADWINPS野田洋次郎に“泥酔飲み会”報道 ファンも失望させた表現者としての「ダサさ」