極限の一打がファンを魅了する 堀川未来夢らの攻めるプレーが男子ツアー人気復活の起爆剤
堀川未来夢が今季2勝目(通算4勝目)を挙げた先週の「マイナビABCチャンピオンシップ」最終日は、男子プロが終盤に数々のスーパーショットを見せてくれました。
最終18番パー5でリーダーに立っていた堀川のフェアウエーを外さなかったティーショットもそうですが、すごかったのは岩田ccの2打目です。
ティーショットが左サイドのフェアウエーバンカーにつかまり、ピンまで残り194ヤードを6番アイアンでピン5メートルにつけたショットです。
18番はティーショットをミスした瞬間にゲームセットです。岩田の場合、ピンを狙う池越えの2打目は折しも右からの風が吹き、少しでもボールコンタクトにミスしたら目の前のあごの高い土手に当たったり、池につかまるリスクが高かった。
どんな選択をするのかな、とみていました。しかしトップとは2打差あり、イーグルを奪わなければ追い付けません。
そんな極限の状況で、逃げずにギリギリの勝負に挑んだのです。