石川遼が約3年ぶりVで18勝目も程遠い完全復活…理由は「低いトップのスイング」にあり

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「昨年の全米オープンを制したJ・ラームのスイングもトップが小さく、非常にコンパクトですが、彼は身長が188センチで体重が100キロ以上ある。エンジンが大きいので小さな動作でも350ヤード以上の飛距離が楽に出る。石川の身長は175センチですから、少しばかり筋力をつけてもラームのような飛距離は出せない。バックスイングを低くコンパクトにしながら、飛距離も求めるからボールが曲がってしまう。

 左へ曲げることが多い渋野日向子のスイングは石川にそっくりで、左へ曲げるリスクが分かっているから、この日のように右へ曲げてしまう。そもそもこのようなスイングが良ければ真似をしているプロは多いはずです。もっと肩を回しアップライトなスイングに戻すべきです」

■今のスイングでは安定した成績を残せない

 その石川は昨年10月、13年から5年間主戦場としていた米ツアーに復帰するため、同下部ツアーの出場権をかけた2次予選会に挑戦したが失敗。今も、同期の松山英樹(30)が戦う米ツアー参戦を諦めていない。

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