巨人が狙う「大谷斬り」メジャー1勝190センチ左腕グリフィンの実力と正体
大谷斬り男の実力やいかにーー。
巨人が来季の新外国人として元ブルージェイズの左腕、フォスター・グリフィン(27)を調査しているという。
グリフィンはメジャー通算1勝だが、身長190センチの長身左腕で最速155キロの直球とカットボール、チェンジアップが武器。今季はロイヤルズとブルージェイズで計6試合にリリーフ登板し、内角を鋭く突くカットボールでエンゼルスの大谷から空振り三振を奪った。 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏が言う。
「オーソドックスなフォームから定規で線を引いたようなきれいな球を投げる。メジャーでは中継ぎでしか起用されていません。速球は25%程度でカットボールは45%と多めの割合。左打者からはボールの出所が見えづらいので、被打率は1割くらいで得意としているが、右打者には4割ほど打たれています」
巨人ではどんな起用法となるのか。前出の友成氏が続ける。
「コントロールは中の上レベルですが、リリーフで投げると三振率が高いので、ロングリリーフで起用すると効果的かもしれません。最速155キロといわれていますが、常時147、148キロほど。先発では5勝できるかどうかというところでしょう」