【his best yet】大谷翔平は今後も進化を続ける
「大谷はまだまだ進化する」と米メディアが書いている。そのフレーズが「Ohtani's 2023 season is his best yet」だ。「大谷の2023年は過去最高のシーズンになるだろう。しかし、大谷は今後も進化を続ける」という内容だ。
“yet”は「さらに」「もっと」「いまだに」という意味。「Best wine yet」といえば「これまで飲んだワインの中で最高」となる。「現段階で」というただし書き付きだ。
「not yet」は「まだダメ」とアイスクリームを口にしたい子供に対して言ってもよいセリフだ。「yet to come」と言えば、「まだこれから」「(良いことが)これから訪れる」。韓国の世界的ボーイズグループ、BTSの楽曲にも「Yet To Come(The Most Beautiful Moment)」というものがある。「過ぎた日々は本当に最高だったが、僕たちの最高の瞬間はこれから訪れる」と歌う彼らの人気曲だ。
記事では大谷がMVPを獲得した2021年シーズンを振り返り、「大谷は過去5年間、大リーグで成長を続けている。21年にはMLB史上最高の二刀流プレーヤーとして花が咲き(blossomed)、史上19人目となる満場一致でMVPに選出された。だが、22年はその21年よりもさらに良い年(even better)になった」と書く。