準決勝の相手メキシコ 侍Jを脅かす「エンゼルスの刺客」と「レイズのクラッチ打者」の実力
侍ジャパンが3大会ぶりの決勝進出をかけ、日本時間21日にメキシコ代表と対戦する。
優勝候補の米国を抑えてC組首位通過を果たしたチームを率いるのは、エンゼルス一塁ベースコーチのベンジー・ジル監督(50)。同監督は現役時代、エ軍などでプレーし、引退後はメキシカンリーグの指導者に就任。7年間で4度の優勝に導き、21年には最優秀監督に選出された。
【写真】この記事の関連写真を見る(27枚)
メキシコ代表監督を務めた東京五輪では1回戦敗退に終わったが、選手の士気を高めるメンターとしての手腕には定評がある。今大会もベンチで大声を発して鼓舞したり、クラブハウスでは「ソンブレロ」といわれるメキシカンハットをかぶるなど、自ら率先してパフォーマンスを行い、チームをもり立ててきた。
そのジル監督が、日本戦の先発に指名したのが、同じエ軍の左腕パトリック・サンドバル(26)だ。