蘇った主砲・村上宗隆が特大同点弾 2試合連続で侍J救う! 誠也の51番を手に金メダル
苦しんだ主砲が2試合連続で侍ジャパンを救った。
1点を先制された直後の二回だ。5番の村上宗隆(23=ヤクルト)が先頭で打席に入ると、先発・ケリーの148キロの直球を捉え、「1点取られた後で、すぐ追いつきたい展開だったので、一振りで応えることができて良かった。完璧です」と今大会1号となる同点ソロをライトスタンド2階席に叩き込んだ。
【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)
1次ラウンドでは14打数2安打で打率.143。通算でも同.231と準々決勝まで不振にあえいだ。それでも、4番から5番に降格した準決勝のメキシコ戦でサヨナラ2点タイムリー二塁打を放ち、復調気配を見せていた。
負傷のため、代表を辞退した鈴木誠也(28=カブス)からは励ましの思いを込めた「いじり動画」を受け取った。周囲に支えられ、ここ一番で主砲の役割を果たした村上は、鈴木の51番のユニホームを手にしながら金メダルを受け取った。