ツインズ前田健太また復帰後初白星ならず…痛恨の3ランで2敗目も「まだ100%じゃない」
ベテラン右腕が一発に沈んだ。
右肘手術から復活したツインズ・前田健太(35)が日本時間11日、本拠地ミネアポリスでのホワイトソックス戦に登板。6回を8安打4失点で2敗目を喫した。
相手のエース右腕で昨季、サイ・ヤング賞投票2位に入ったシースとの投げ合いとなった前田。1点リードの四回に同点に追いつかれると、なおも1死一、三塁のピンチに7番アルベルトに甘く入った変化球を捉えられ、左翼に痛恨の3ラン。一気に4点を返された。6回を投げ終え、球数が80球を超えたため、降板した。
試合後の前田は「スライダーが曲がらなかったり、右打者の甘いところにいくことが多かったので、自分のミス」と反省の弁。「(復帰しても)まだ100%の本来の姿ではないと思うので、ここからちょっとずつ慣れていきながら状態を上げていければいい」と、復帰初白星に向けて前向きに話した。