巨人ベンチに“塩漬け”若武者もう一人…「山瀬抜擢を」と進言できないコーチ陣の体たらく
そら見たことか。
巨人が大勝した23日のヤクルト戦で、2試合連続スタメン出場した高卒3年目の秋広優人(20)が3打数2安打2打点の活躍。プロ初スタメンとなった前日22日の試合でも0-1の二回にプロ初安打となる同点適時打を放っていた。原監督は「いいバッティング」と相好を崩していたが、そんな若武者をベンチで塩漬けにしていたのは他ならぬ原監督だった。
巨人OBがこう言う。
「だから、使えばいいんですよ。秋広は二軍で打率.341、1本塁打、8打点と結果を残し、18日に一軍昇格。鉄は熱いうちに打てと言うけど、当然、すぐに一軍でチャンスを与えるものだと思った。それが、22日までは途中出場もなし。ファンからも『なぜ、秋広を使わないのか。なんのために一軍に昇格させたのか』と不満の声が上がっていましたが、当然ですよ。そういう意味では巨人のベンチにはもうひとり、試合に出たくてウズウズしているはずの若手がいる。こちらも早く使ってやらないと、調子を落としてしまいますよ」
■ソフトB甲斐が「肩は衝撃的」と言うほど