いま売れているゴルフギアにはワケがある! これが部門別ランキング全解剖

公開日: 更新日:

ドライバー編

 キャロウェイのパラダイムドライバー(純正シャフト装着、フレックスS、ロフト角10.5度)がゴルファーの注目を集めており、売れ筋ランクのドライバー部門2位につける。

 今年2月に新発売されたばかりで、市場の最安値は5万8120円、平均価格は7万2636円。

 人気はパラダイムドライバーを使って世界ランク1位に立つジョン・ラームの活躍が大きな要因といえる。昔から、ゴルフ業界では契約する人気プロが活躍することで使用クラブやボールが売れるといわれ、そんな現象は今でも変わらない。

 ラームは今季メジャー初戦「マスターズ」でスペイン勢4人目の優勝を遂げて、2021年「全米オープン」に次ぐメジャー2勝目をマーク。

 今年からパラダイムドライバーを使いだし、1月に「セントリートーナメントofチャンピオンズ」「ザ・アメリカンエキスプレス」と連勝。2月に入っても「ジェネシス招待」に勝つなど勢いがあって、ドライバー性能を強烈にアピールした。

 業界初というヘッド中間部分をカーボン素材だけで構成。大きな余剰重量を生み出して、「飛び」と「やさしさ」という相反する性能を実現している。

 4機種そろえて、もっともスタンダードで幅広いプレーヤーに対応するタイプは、やや洋ナシ形にも近い、構えやすい形状を採用。

「ここまで、はっきり、くっきり、進化を感じるモデルはじつは少ないが、まだこんなによくなることってある? と驚きました」とユーザーも高評価だ。

 新技術による性能アップがユーザーに伝わり、同時に使用プロの活躍によって売れている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…