タイ史上初の2年連続3冠達成! ブリーラム石井正忠監督「さらなる高みを目指す」
タイには国内3大タイトルとしてリーグ戦、リーグカップ、FAカップがあります。日本で言うところのJリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯に相当します。
昨年8月に開幕した2022/2023年シーズンのブリーラム・ユナイテッドは、4月22日にリーグ戦の優勝を決めた後、5月20日にリーグカップの決勝を制することができました。
そして28日、FAカップの決勝を迎えました。2年連続となる国内3冠に王手のかかった大一番です。
試合会場は、対戦相手のバンコク・ユナイテッドのホームであるタマサート・スタジアム。地の利を生かしてリーグ戦2位に終わったリベンジを果たすためにも、初のFAカップ制覇を達成するためにも、彼らが死に物狂いでやってくることが予想されました。
我らブリーラムとしても、4月4日(第25節)に今シーズン初黒星(3-4)をつけられ、リーグ無敗優勝を阻止されたバンコクに「連敗」し、目標とする3冠を手放すわけにはいきません。
試合は前半18分に相手のミスを突いてコンゴ人FWのボリンギが先制ゴールを決め、前半終了間際にはタイ代表DFブンマータンのCKをボリンギが頭で合わせ、リードを2点に広げてハーフタイムを迎えました。
後半に入っても前線からプレッシャーを掛け、チーム全体で規律正しく守り切り、2-0のスコアのままで試合終了のホイッスルを聞くことができました。