大相撲の本場所は年6場所15日制なので、年間90日は真剣勝負を行っている頻度になる。本場所が2カ月に1度とはいえ、ダメージは完全に消えるどころか、むしろ蓄積していく。
特に関取の平均体重が160キロ前後と巨大化する昨今、石浦(98.8キロ)のような小兵は常に大ケガの恐れがある。
5月場所では同じ宮城野部屋の炎鵬(100キロ)も首のケガで途中休場した。小兵でなくとも、大関貴景勝は首の負傷の再発を恐れ、以前ほど頭から強く当たれなくなっている。
新弟子不足にあえぐ角界だが、これでは入門志願者が減り続けるのも無理はないか……。