森保J新戦術で格下国に大勝も…久保、堂安、三笘が共存「4-1-4-1」の落とし穴
森保一監督率いる第2次日本代表の3試合目となるエルサルバドル戦が15日、愛知・豊田スタジアムで行われ、FIFA世界ランキング20位の日本が、同75位のエルサルバドルを攻め立て、6-0のワンサイドゲーム決着となった。
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この試合で注目されたのは、森保監督が前日会見で「4-1ー4ー1でスタートする」と明言した新布陣だ。2022年カタールW杯でサブに甘んじたFW三笘薫(26)、FW久保建英(22)、FW堂安律(25)が主力組に昇格して同時先発。攻撃を差配する2列目に左から三笘、MF旗手怜央(25)、堂安、久保を配置するフォーメーションから次々にゴールが生まれはした。
「日本のスピードとプレスに圧倒されたエルサルバドルが攻守ともに精彩を欠いた。そもそも相手DFが前半3分にレッドカードをもらい、一発退場で10人となったことを割り引いて評価しなければいけませんが」と前置きしながら元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう言う。
「三笘、久保、堂安は周囲との連係もまずまずでした。前半25分のチーム3点目のシーンが印象的でした。右サイドの久保が左サイドの三笘に向けてサイドチェンジのボールを送り、そこからの流れで再度ボールを保持した三笘が右後方の久保に短いパスを送り、それを久保が左足のダイレクトシュートでゴールの右サイドネットに決めた。タイプの違う2選手ではありますが、三笘は英プレミアでチームを来季の欧州リーグに、久保はスペインでチームを来季の欧州チャンピオンズリーグに導く活躍を見せた。欧州で見せた好パフォーマンスを<そのまま>日本代表で披露した。欧州所属選手が大半を占める森保ジャパンにあって、彼らの相性の良さはポジティブな要素と言えます」