「今季は制球もよくなりました。四球の数もグンと減った。自分はキャッチボールを大切にしていて、それで何かをつかんだ感じがします」
目標にする選手は同僚の上沢(29)だという。
「球速以上に速く見える球を投げているし、変化球の精度もすごく高い。体形も似ているし、あんなふうに投げられるようになりたい。そして憧れのような位置にいるのがオリックスの宇田川さん。育成出身で支配下登録された翌年に侍ジャパンでも活躍して。同じようにいければいいですけど。自分はまだまだなので。フフフ」
笑顔を絶やさない無名右腕の今後が楽しみだ。