還暦後は毎年「リンクスランド」で…4年ぶりの英国はホテル、食費、プレー代がビックリするほど高かった

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 還暦を過ぎたら毎年「リンクスランド」でゴルフをしよう……。2018年に、ほぼ30年ぶりに4度目の全英オープン取材を兼ねて北アイルランドを訪れた際に、そう思い立った。

 トーナメント取材の合間を縫って北アイルランドを代表するロイヤル・カウンティダウン・ゴルフクラブをはじめ、いくつかのリンクスをプレーした。帰国の機中では、「来年はスコットランドに行こう」と予定を立てた。

 しかし世界中に拡大したコロナ禍で再訪できず、今年6月にようやく実現できた。

 この連載はゴルフ発祥の地であるリンクスの魅力を伝え、日本と英国のゴルフ事情の違いについても伝えていきたい。

 渡英前に痛感したのが日本はとてつもなく「安い国」であるということだ。驚いたのが宿泊費。日本もホテル代はいっときよりも高くなっているが、英国はその比ではない。

 出発前、スマホのアプリを使って現地ホテルを検索すると、ビジネスホテルのような所でも1泊150ポンド(約2万7000円)は軽く超える。

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