大谷翔平のILリスト入りをエンゼルス監督否定「日々状態を見て試合に出るか決めていく」
「MRI検査の結果? それはいま、言えない。だいぶ良くなっている。今後の治療に関してはまだ、決めかねている。これから日々、状態を見て、試合に出るか決めていくつもりだ。きょうはスタメンに入れない」
日本時間6日、エンゼルスのネビン監督は、前日の打撃練習中に右脇腹を痛めた大谷の状態に関してこう言った。
先月24日には右肘靱帯損傷が判明し、今季中の登板は消滅。その後、打者として出場を続けていたものの、5日に右脇腹を痛めて試合を欠場。この日のオリオールズ戦もスタメンを外れた。大谷自身はこの日も球場入り。グラウンドに姿を現すことはなかったが、ロッカールームで短パンとTシャツに着替えていたから、患部の治療をしたのかどうか。
前日は代理人のバレロ氏が、二刀流の継続を明言した。肘に加えて、右脇腹も痛めた。すぐにトミー・ジョン手術を受ければ、来季は打者として開幕から出場することができる。
この日も含めて残り24試合。目下、リーグトップの44本塁打で2位のロベルト(ホワイトソックス)に9本差つけているから、仮に残り試合を全休したとしても、日本人初となるメジャーの本塁打王は、ほぼ確実だ。それでもネビン監督は「ロースターの動きはない」と負傷者リスト入りを否定した。