大谷翔平の突き抜けた“勝ちたい欲”がはらむ落とし穴…山本由伸「獲得して」進言も超異例

公開日: 更新日:

出ていくどころか放出も

 11年連続でプレーオフに駒を進めているドジャースがこの先、大谷のチームにしたがゆえにつまずくかもしれない。そうなったら大谷中心の体制にしたオーナーや編成本部長が責任を取る、あるいは取らされるようなことはあるのか。結果として大谷が契約を破棄するような事態になるのか。

「それはないでしょう。フリードマン編成本部長はレイズ時代から結果を出し続けてきた優秀な人物です。仮に数年後、大谷のチームにしたために結果が出なくなるようなら、年俸の大半を負担してでも大谷を放出、チームを立て直すでしょう。大谷には全球団に対するトレード拒否権がありますけど、本人がクビを縦に振ればその限りではありませんから。今年7月にはサイ・ヤング賞を3度受賞したシャーザーが、拒否権があるにもかかわらずメッツからレンジャーズにトレードされた。メッツは年俸の半分以上を負担してもシャーザーを放出、プロスペクトを獲得するのが得策とソロバンをはじいたのです」

 体制が変わったら出ていくどころか、それ以前にチームの成績次第で現体制から見切りをつけられることもあり得るというのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…