松山英樹のマスターズが楽しみです!大逆転での米ツアー9勝目で苦しみから解放された
会心の笑みは久しぶりです。
松山英樹がジェネシス招待最終日(リビエラCC=7322ヤード・パー71)に6打差を大逆転。2年ぶりの優勝でツアー9勝目を挙げました。
それにしても圧巻のゴルフでした。
最難関の12番(パー4)は第2打をグリーン右奥に乗せると10メートルのパットを沈め、この日6つ目のバーディー。14アンダーで首位に並んだ後も冷静なプレーを続け、ショットのタイミングにブレはみられません。15番(パー4)の第2打は189ヤード。6番アイアンのフェードボールは右サイドに切られたカップ横15センチにつけるスーパーショットでした。17番(パー5)の第2打はグリーン左奥のラフへ行ったものの、アプローチは下り傾斜を読み、ピン手前1メートル。この日、3度目の3連続バーディーで勝利を決定づけました。
昨年は首痛に苦しみ、思うようなプレーができませんでした。3月のザ・プレーヤーズ選手権(5位)からベスト10入りは一度もなし。その間は、痛みや再発の不安を抱えながらも得意のアプローチやパットの練習を繰り返していたはずです。それが実った一日でした。