大谷は左打者不利のドジャースタジアムで本塁打の減少必至か【米紙番記者が明かす今季の大胆予想】
ベッツ(18年ア・リーグMVP)、フリーマン(20年ナ・リーグMVP)とともに上位を形成するドジャース打線はメジャー最強の呼び声が高い。
「この3人が並ぶ打線は破壊力抜群で、間違いなくメジャー屈指。大量得点も期待できます。ドジャースがプレーオフに行くのは確実だと思いますが、ただ(ポストシーズンの)10月をどう勝ち抜くかを考えると、走塁や守備、特に投手陣に課題があると思います。(ドジャースの過去のポストシーズンは投手が崩れて敗退するケースが多かっただけに)先発、リリーフを含めた投手力が整っていれば、打線が強力だけにプレーオフで勝てるチャンスは十分にあります」
キャンプ地アリゾナ州でのオープン戦は8試合に出場して22打数11安打の打率.500、2本塁打、9打点。メスを入れた患部の順調な回復ぶりがうかがえる。
「オープン戦での結果はともかく、ドジャースタジアムは左打者がホームランを打ちにくい球場といわれています。エンゼルスでプレーしていた昨季までと比べると、本塁打数が減る可能性もあります。具体的には本塁打38本、打率は変わらず3割前後、走者のいる場面で打席が回る機会が多いはずなので、打点は110くらい期待していいでしょう」