違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである
MLBでは過去、ホワイトソックスの主力選手8人がギャングから賄賂を受け取って八百長を働いた1919年のブラックソックス事件、自軍の試合に賭けていた1989年のピート・ローズ事件が米国社会を揺るがせた。競技の公平性、高潔性を守るため、MLBはスポーツ賭博に対して厳しい姿勢を貫いている。ドジャース、メッツなどでプレーし、オールスターに4度選出されたポール・ロデューカ元捕手(51)は引退後、現役時代に違法な競馬に賭けていたことが発覚し、MLBからメジャーでコーチの職に就くのを禁止され、事実上の永久追放処分を科された。
「万が一、今やメジャーを代表するスーパースターの大谷が闇の賭け事に興じていたとなれば、ブランドを守りたいMLBは容赦しないでしょう。有名選手だからこそ、全体への見せしめとして厳罰を科すのではないか」とは前出の鈴村氏だ。
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