あるか同学年対決…ドジャース大谷vsカブス誠也の「本塁打王」争い
ドジャース・大谷翔平(29)に当たりが戻ってきた。
日本時間6日、敵地シカゴでのカブス戦に「2番・DH」で出場。4点を追う五回無死一塁から相手先発のベテラン右腕ヘンドリックスの低めのチェンジアップに体勢を崩されながらも、右翼ポール際へ叩き込む2試合連続の2号2ラン。飛距離115.5メートル、打球速度169キロの一発は伝統あるリグレーフィールドでの初本塁打となった。
カブス・鈴木誠也(29)は「2番・右翼」でスタメンに名を連ね、二回に適時二塁打を放つと、六回1死三塁から右犠飛を放ち、2打数1安打3打点。5試合連続安打とした。
試合はカブスが9-7で競り勝って5連勝。ドジャースの連勝は4でストップ。
大谷は曲がりなりにも昨季のア・リーグ本塁打王だ。
「尻上がりに調子を上げて、最終的には昨年並みの本塁打(44本)は打つでしょう」と現地特派員がこう続ける。
「右肘手術明けで上半身を思うように鍛えられない分、オフから下半身を徹底的に鍛えた。足腰をこれまで以上にパワーアップしたことで、打球の飛距離も伸びたともっぱらです。打線の前後にベッツとフリーマンというMVP選手がいて、相手投手のマークが集中することもなくなった。常勝球団に加入してモチベーションも高い。ドジャースに移籍したメリットは大きいだけに、多少、出遅れても心配はいりませんよ」