あるか同学年対決…ドジャース大谷vsカブス誠也の「本塁打王」争い
誠也は今年にかける気持ちは強い
この大谷に勝るとも劣らない活躍を期待されるのが、4日に2戦連続となる2号本塁打をかっ飛ばした鈴木誠也だ。
今季は5年契約の3年目。1年目は打率.262、14本塁打、46打点、2年目は.285、20本塁打、74打点と、投手を含めたメジャーの環境に徐々に慣れ、今季はさらなる上積みが期待できるからだ。実際、オープン戦は打率.459、チーム最多の6本塁打と打ちまくった。別の特派員がこう言う。
「とにかく反骨心旺盛というか、屈辱をバネにできるタイプですから。大谷とは同じ2012年のドラフトで日本のプロ野球に入った同級生。その大谷が、自身は脇腹肉離れで出場できなかった昨年3月のWBCで日本代表を優勝に導いてMVPを獲得、レギュラーシーズンでも本塁打王のタイトルと2度目のMVPを手に入れた。それだけに、なにくそという思いは強いはずです。不調で地元のシカゴメディアにスタメンを外せと書かれたり、右翼手での起用が左打者と併用になったり、ピンチは何度かあったのですが、そのたびに結果を出して乗り越えてきたのです。シーズン終盤にはチームのプレーオフ進出をフイにする落球をやらかしているだけに、今年にかける気持ちは強い」
このまま順調に打ちまくれば、大谷とのタイトル争いまであるというのだ。
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大谷は元通訳の賭博醜聞により、自身が白でも黒でも華麗な経歴に傷が付き、今後のキャリアの見通しに影響が出る可能性は否めない。
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