U-23大岩監督への緊急提言「荒木と松木のFC東京コンビに命運託せ」 パリ五輪懸け今夜カタール戦
パリ五輪の予選を兼ねたアジア杯U-23カタール大会のグループリーグ(GL)3戦目に日本代表が対戦した韓国は、正CB2人をケガと出場停止で欠き、いつもの「4DF」ではなく、付け焼き刃の「3DF」を採用した。そんな韓国を相手に試合は日本のペースで進んだ。しかし、枠内シュート2本で1ゴールの韓国に対し、日本は14本ものシュートを放ちながら無得点に終わった。
韓国戦後、FW荒木遼太郎(FC東京)が「良い崩しはできている。ゴール前の決定力が足りないだけ」とコメントしていた通り、まさに決定力不足によって手痛い敗戦となった。GL2位に甘んじたことで準々決勝では、GLでA組1位の難敵・開催国カタールと戦うハメになった。
大岩ジャパンが勝つためには一も二もなくゴールを奪うことだが、GL3試合で1トップを務めた細谷真大(柏)、藤尾翔太(町田)、内野航太郎(筑波大)のFW3人衆は不発続き。カタール戦ではアテにならない。
そこで「今季Jリーグでゴールを量産しているFW荒木をチャンスメーカーではなく、より相手ゴールに近いエリアに置き、同じFC東京所属でチームの大黒柱・MF松木玖生とのコンビに命運を託したい」とは元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏である。