冨安、板倉は内諾か…大岩ジャパンのパリ五輪メダルを左右する最大3人オーバーエイジ枠の行方
29日に大岩剛監督率いるU23(23歳以下)日本代表が五輪アジア最終予選を兼ねたアジア杯の準決勝で難敵イラクを破り、8大会連続となる2024年パリ五輪出場を決めた。
そこで24歳以上の特別枠「オーバーエージ(OA)枠」(最大3人)を指揮官が行使した場合、誰を選ぶつもりなのか。
「世界と戦うには何よりも安定した守備が最優先される──がモットーの大岩監督は、センターバック(CB)2人にOA枠を使うことを決めており、半年前には英プレミアDFの冨安健洋(25=アーセナル)と独1部DFの板倉滉(27=ボルシアMG)をリストアップ。2人から内諾も得ているともいわれ、これから所属クラブを説得する方向」とはサッカー関係者。
アジア杯1次リーグの初戦でレッドカードを受けたC大阪DFの西尾隆矢(22)。その西尾が不在のDFラインで奮闘して五輪出場権獲得の原動力となった川崎DFの高井幸大(19)と鳥栖DFの木村誠二(22)の3人は国際試合の経験不足もあり、五輪本番でのプレーを不安視する向きもある。