本来は「9月左翼構想」だが…大谷が打てば打つほど手術明けの外野守備は前倒しの気配

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 ドジャースには大谷を9月に守らせる構想があるようだが、シーズン終盤までDHを独占させておくのはチームとしてマイナスではないか。

 大谷はそもそも試合に出たがるタイプだし、出続ければ爆発的な数字を残すに違いない。しかし、大谷にとってはプラスでも、DHの枠がシーズン終盤までふさがったままでは、スミスやヘルナンデスやマンシーをはじめとする他の選手たちが割を食う。結果として大谷の独り勝ちなんてことになりかねないのだ。

 大谷の調子がいまひとつなら、DHとして休み休み使えばいいが、ここまで打ちまくるとそうもいかない。となると大谷の左翼守備を前倒しする以外にないだろう。

 遠征中の4月26日、大谷はナショナルズ戦の試合前、左翼の守備練習を行っている。術後のリハビリで約20メートルのキャッチボールを繰り返した後、左翼の守備位置へ。コーチ陣たちからアドバイスを聞くと、外野用のグラブでフリー打撃の打球を何度か処理した。

 今春のキャンプにはファーストミットと外野用のグラブを用意し、「事前の準備が大事」と話していた。

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