岡田監督の「広島恐怖症」が阪神連覇の壁に…鯉キラー大竹耕太郎でも勝てず甲子園で4連敗

公開日: 更新日:

 阪神岡田彰布監督(66)にとって、痛い一敗になりそうだ。

 8日の広島戦は、昨季6勝無敗の鯉キラー、大竹耕太郎(28)が先発するも、1-3で敗戦。これで甲子園での対広島戦4連敗となり、対戦成績もリーグで唯一負け越しの2勝4敗1分けとなった。

「カープの作戦勝ちです」とは、広島OB。

「新井監督は昨日に続いて阪神戦に相性がいい小園(今季対戦打率.321)を4番に置き、昨季阪神戦で打率.429だった末包を5番に抜擢。2人は計4安打2打点と活躍した。さらに、今季7打数無安打だった中村健を8番に起用。この中村も22年に阪神戦で打率.313をマークしており、大竹から値千金の先制ソロ本塁打を放った。相性を重視した起用が奏功しました」

 その広島は今季、阪神対策に重点を置いているという。各球団に担当スコアラーを配置する中、阪神だけは複数のスコアラーが順番にチェック。複眼的に分析、対策を立てているそうだ。

「岡田監督は開幕前、阿部新監督が就任した巨人を最も警戒していたようですが、広島はあの手この手で阪神対策を練っている。昨年8月には、岡田監督が連敗中の広島に関し、『新井(監督)を激励せなあかん。顔色が悪くなってそうやから』とジョーク交じりで話し、これを面白くないと思った広島関係者は少なくなかった。『戦力的には上』と認めつつも、優勝を目指すため、岡田阪神に一泡吹かせようと意気込んでいるのは確かです」(同)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇