岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮
藤本コーチの走塁判断を巡っては、6月18日の日本ハム戦の際にも苦言を呈していた。
五回1死満塁、代打原口の右邪飛で三塁走者の森下が本塁タッチアップを自重。これに岡田監督は、「簡単やんか、『行け』言うたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」と、名指しで叱責した。
30日は投手コーチにも怒りの矛先が向けられた。5-1で迎えた八回、中継ぎの桐敷、漆原、岩崎を立て続けにマウンドへ送ったものの、この回5点を失い、逆転負けを食らった。
岡田監督は桐敷の次にセットアッパーのゲラを投入するつもりだったそうだが、ブルペンが準備していたのは漆原だった。
「『ゲラいくぞ』と言ったら『漆原しかやってません』て。信じられへんわ。びっくりしたわ。いつも言ってるやろ、出し惜しみはあかんて。ほんま分からん。ひどいな」
と、安藤、久保田両コーチをケチョンケチョンである。