侍J井端監督が見据える「次期中日監督」…古巣は安定の最下位、自身の任期は今年11月まで
「侍ジャパンの監督としてではなく、中日の次期監督有力候補としての視察のようだ。そんなうがった見方もありますよ」
と言うのは、さる中日OBである。
2日、侍ジャパンの井端弘和監督(49)が神奈川県内で行われている大学日本代表の合宿を視察。3月の侍ジャパン壮行試合に“飛び級”で選出した、青学大の主砲・西川史礁(4年・龍谷大平安)と愛知工大の最速159キロ右腕・中村優斗(4年・諫早農)と談笑していたが──。
「愛知工大の中村は地元の中日が今秋ドラフトの1位候補に挙げている剛腕。この日、井端監督が新たに気になった選手として名前を挙げ、『やっぱりうまい。野球も知っているし、粘っこさもある。自分の好きなタイプの選手』と絶賛した近大の小兵163センチ内野手・勝田成(3年・関大北陽)は来年ドラフトの上位候補。こちらも、中日がなかなか固定できないセカンドの即戦力ですからね。井端監督を『ポスト立浪』の筆頭という目で見れば、中村も勝田も特に気になる選手でしょうからね」
と、言うのである。